社会福祉法人檸檬会

「檸檬会」が掲げる理念は、年齢、国籍、障がいの有無に関係なく、子どもから大人まで誰もが楽しんで生きていける“ボーダーレス”社会の実現です。 保育事業と障がい福祉事業を柱に、全国に58の保育園、こども園などを展開。また関西エリアを中心に就労移行や就労継続支援A型事業所を運営しています。近年では大手ファーストフード店のフランチャイズに加盟し、2022年大阪府弁天町にA型事業所をオープンしました。フランチャイズに加盟することによって、業務マニュアルの整備、高賃金支給、ブランド力から集客・経営の安定、利用者様が長期的に働くことができるなど利点が多く、障がい者雇用の低賃金という一つの課題解決にも繋げています。 最近では、奈良にある奈良学園の跡地を活用し、新規複合施設「レイモンドヴィレッジ」のプロジェクトをスタートさせました。約13万㎡という広大な敷地内に、児童施設、就労A型・B型、自立支援、通信制高校、外国人をメインとした社会福祉士の養成学校、カフェ、和菓子工場など、様々な施設を共存させ、多世代の人々が学び、活躍できる“まち”を創っていきます。今後も新規施設を順次開設し、キャンパス内で多世代の活躍が咲き誇る、ここにしかない“まち”へと変わっていきます。 「檸檬会」の強みは、多種多様な施設展開や教育サポートを行っていることであり、例えば自社の保育園に通っているお子様を、発達障がいの傾向から自社の児童福祉施設に移動して違った側面でのサポートをすることで、支援をやめてしまうのではなく様々な選択肢を提示することができます。施設での経験を活かして社会に出たり、自社グループの中で施設を渡りながらステップを進めることも一つの選択肢です。利用者様の人生において一貫したサポートを届け、ホームのように帰ってきてくれる人が生まれる温かい場所で在り続けたいと考えています。 グループ全体では今後、保育事業の海外展開、障がい福祉事業の推進、国内外での語学学校の運営、外国人の福祉人材育成などを計画中です。拡大を図りながら、ボーダーレスな社会の実現を目指してまいります。