サービス管理責任者の求人多数!転職なら「サビ管の窓口」へ

児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者の違い

CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v62), quality = 100

児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者には共通点が多いため、混同している方もいるかもしれません。この記事では、児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者の違いについて解説しています。改めて両者の違いを整理してみましょう。

児童発達支援管理責任者とは

児童発達支援管理責任者は、障害児の保育や療育に関する専門職の1つです。児童福祉法における様々な障害児支援のための施設で働く事が出来ます。
略して「児発管」と呼ばれており、児童発達支援施設には必ず1名以上の配置が義務付けられています。
児童発達支援管理責任者は、利用する児童や家族への支援、現場職員への指導や助言などを行うリーダー的な立場です。利用する児童の成長に合わせた個別支援計画書を作成するなどし、職場の現場リーダー的な役割を担います。
個別支援計画書の作成には幅広い知識や経験が役立ちます。個別支援計画書に基づいた支援や療育が、組織的にきちんと行えているかどうか管理するのも役割の1つです。

サービス管理責任者とは

障害福祉サービスの分野では、障害者総合福祉法においてその多くの事業所にサービス管理責任者の設置が義務付けられています。略して「サビ管」と呼ばれることもあります。
サービス管理責任者は、障害福祉サービスを提供する事業所において、適切なサービスが提供できるように全体的な管理を行います。その事業所のいわば「まとめ役」と言えるでしょう。仕事内容は、主にサービス内容とそのサービス提供手順を明確にし、利用者についての情報を管理して個別支援計画書を作成します。 個別支援計画書をもとに行われるサービスを定期的に評価・見直しすることも仕事に含まれています。
また、職員への助言や指導、関係機関との連絡調整といったこともサービス管理責任者が行います。

児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者との違いは?

児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者にはいくつかのか共通点がありますが、最も大きいな違いは対象年齢です。

児童発達支援管理責任者

障害をもつ子どもの発達状況や特性にあわせた支援を統括する職種で、対象は障害を持つ子どもです。

サービス管理責任者とは

障害のある人の特性や環境にあわせて個別計画を策定し、自立した生活が送れるよう関係機関や他職種と連携する職種です。対象は主に成人した障害者です。
2012年4月の児童福祉法改正があるまでは、障害児向けの施設も障害福祉サービスの位置づけでした。しかし、障害児支援のあり方が課題となり、児童発達支援管理責任者が新設され、サービス管理責任者と明確に区別されました。
現在は両者が明確に分けられていますが、児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者は全く同じ研修を行います。したがってサービス管理責任者も要件を満たせば児童福祉でも働くことができ、求人数も増えています。

類似している仕事内容

児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者は、対象者の年齢が違うだけで、主な仕事内容はとても似ています。児童発達支援管理責任者やサービス管理責任者が行う業務は主に、以下のとおりです。
・個別支援計画の作成
・保護者への相談援助
・関係機関との連携
・職員への助言や指導
アセスメントやモニタリングを繰り返しながら個別計画を作成し、遂行することがメイン業務となります。本人もしくは保護者の意向を伺いながら、一人ひとりにあわせた計画を考え策定します。課題を引き出せるコミュニケーション力や、分析力が必要となり、課題発見が得意な方には向いています。日々、施設にいる利用者と丁寧にコミュニケーションを取る中で、将来的な目線を持ちながら、業務に励むことが重要です。
児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者の仕事内容は大差ありませんが、対象となる年齢的な違いにより、支援の内容が少し変わります。サービス管理責任者は18歳以上の人を対象としているため、日常生活支援に重点を置くことが特徴です。本人の意思もより影響するため、高い調整能力が求められます。関係機関とのコミュニケーション量も多いでしょう。また児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者は共に、施設の管理者を兼務することができます。管理者を兼務する場合、従業員の指導等も行います。

働く場所の違い

対象とする相手の年齢が違うことで、働く場所や実務要件等も大きく変わってきます。

児童発達支援管理責任者の働く場所の例

・児童発達支援センター
・児童発達支援事業所
・放課後等デイサービス
・保育所等訪問所
・居宅訪問型児童発達支援
・障害児入所施設

サービス管理責任者の働く場所の例

・療育介護・生活介護
・重度障害者等包括支援
・施設入所支援
・自立訓練
・自立生活援助
・共同生活援助
・就労移行支援
・就労継続支援
・就労定着支援
子どもが通う事業所か、それ以外かに分かれています。対象年齢が違うと、働く場所も必然的に違うことがわかります。

まとめ

児童発達支援管理責任者とサービス管理責任者の違いについて解説しました。
児童発達支援管理責任者は主に障害のある子どもを対象とした施設の管理責任者です。
業務内容はサービス管理責任者と似ている部分が多い職種になります。
同じ障害者を支援する職種ではありますが、年齢により対象となる人が異なるので、求人を探す際には間違えないようにしっかりと確認しましょう。

「サビ管の窓口」はサービス管理責任者に特化した転職エージェントです 「サビ管の窓口」はサービス管理責任者に特化した転職エージェントです
  1. Point01 Point01

    “就職して活躍するまで”を
    ゴールに見据えてサポートします。

    「思っていたのと違った」そんな不幸なアンマッチを防ぐため、求職者さまと企業に念入りなヒアリングを実施します。
    就職がゴールではなく、気持ちよく働けるまでをゴールと考え、プロの目で見て、本当に活躍できる職場とのマッチングを目指します。

  2. Point02 Point02

    “職種”特化型エージェントだからこそ
    高い満足度を実現します。

    業種、ポジション特化の専門エージェントはありますが、「サービス管理責任者」という職種にまで絞り込んで特化したエージェントはほかにありません(※2021年7月現在)。
    専門職種に特化し、職種への理解度の高いキャリアアドバイザーが満足度の高いマッチングを行います。

  3. Point03 Point03

    “あなたの納得チェックシート”で、
    あなたの想いを見える化します。

    “あなたの納得チェックシート” を作成し、面談時にあなたの想いを見える化します。
    応募時に施設側が約束できる内容を確認し「理想と現実のギャップ」をお伝えする事で納得のいく転職を目指してご紹介いたします。

ページトップに戻るボタン